この度の九州北部大雨被害により被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
営業の松江です。
5日(水)、西日本は記録的な雨に見舞われ、特別警報が複数回も出される大変な事態となりました。
福岡県朝倉では24時間で515.5ミリという、観測史上最大の雨量を記録しました。
この雨雲レーダーは7月5のお昼のもの(tenki.jpより)
実は、この時国道3号線を宗像に運転していました。
ちょうど真っ赤なところです。
3号線は3斜線で結構皆さんスピードを出しています。
そこに前が真っ白になるような豪雨!
高速道路であれば皆、ハザードランプを点滅させたりして周りに知らせるような行動をとる
ドライバーが多いと思いますが、国道ではどうでしょう・・・。
結構、怖かったです。周りはまったく減速しないドライバーばかり・・・
私は、日頃から薄暗くなるとフォグランプなどの補助ランプをつけて周りに存在を示します。
少しでもリスクを低くしないと。
今回の災害の原因にもなった線状降水帯について調べてみました。
九州の場合は、梅雨前線に向かって吹き込んだ、湿った空気南からの暖湿な空気が、
佐賀県と福岡県にまたがる背振山地にぶつかり、
雨雲が次々と発生し、それが線状に連なってかかり続けたことが原因とみられます
「線状降水帯」とは、「発達した雨雲が次々と列をなして発生して、
数時間にわたってほぼ同じ場所を通過、停滞することで作り出される雨域」のことで、
災害を発生させるような集中豪雨を作り出します。
2014年の広島市の土砂災害とかもこれが原因とのこと。
こちらは1時間の降水量。
良く見るウェザーニュースなどの雨雲レーダーは
32mmを超えたら赤表示されるので
この表の中では、2段目と3段目のあたりですかね・・・。
レーダーが赤いマークだと昔は夕立ちのように一瞬だったので、
エリアが冷えて良かったなどと喜んでいましたが、
近年のように線状降水帯となると恐怖のみです。
気象庁のデータによると、以下のような状況です。
福岡も、前原で1時間に147mmという記録がありました。
想像がつかないですね。
日本は狭い国土で山や川、海に囲まれた土地に住宅が密集しています。
立地環境についてあらためて営業マンとして考えさせられた数日でした。